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岡山県岡山市に拠点を構え、岡山県内各地で建物の解体工事を手掛けている解体屋の株式会社幸学です。
さまざまな事情によって、空き家を所持している方もいらっしゃるかと思いますが、空き家を残している状態にはいくつかのデメリットがあります。
そこで今回のコラムでは、空き家を残しておくデメリットについてご説明します。

所有者のデメリット

空き家を管理するべきなのは空き家の所有者ですが、さまざまな事情によってそれが難しい場合があると同時に、空き家の存在が所有者にもたらすデメリット要素もあります。
主なデメリットには、まず空き家の固定資産税や都市計画税を、毎年納めなくてはならないことが挙げられます。
そして、空き家を管理するためには、電気・ガス・水道などのライフラインは使える状態に維持しておく必要があるため、それぞれの基本料金を払い続けなければなりません。
また、空き家の老朽化が進んでおり、倒壊などの恐れがある場合には、勧告を受けたり特定空家に指定されたりする可能性もあります。
その場合には、税金の優遇措置がなくなってしまうので、固定資産税などがそれ以前の金額より高くなります。

所有者の親族のデメリット

所有者の親族の立場から考えた空き家のデメリットには、相続によって空き家の所有者になった場合と、所有者ではないが空き家に近い地域に居住している立場から見た場合のケースがあります。
まず相続によって空き家の所有者になった場合には、上記と同じデメリットが生じます。
そして所有者の親族で空き家近くに住んでいる場合には、空き家の管理を行わなければならない可能性があるのです。
更に親戚であることを知っている近隣から、空き家に関してのクレームなどを受けることや、その対処を行う負担が生じる可能性もあります。

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