こんにちは！岡山県岡山市に事務所を構え、県内各地で一般住宅をはじめ、ビルやマンションなどさまざまな建物の解体工事を手掛けている、解体屋の株式会社幸学です。
解体工事ではビルを解体することも多くありますが、ビルを解体する方法についてはなかなか知る機会がないかもしれません。
そこで今回は、ビルの解体方法について分かりやすくご紹介していきます！
解体工事に関する知識を深めるための参考になれば幸いです。

ブロック解体・地上解体・階上解体

ブロック解体とは、タワークレーンを最上階に設置して解体を行う方法であり、定番の解体方法として知られています。
騒音が発生しにくいのが特徴で、地震が起きた時にも安全性を保つことに長けているといわれています。
また、地上解体は、40メートルくらいの高さまでであれば解体可能な方法です。
これはハイリフト重機という特殊な重機を利用してビルなどの建物を解体していくことが特徴です。
さらに階上解体という解体方法は、ビルの最上階に重機を載せて解体を行います。
地上解体で使うハイリフト重機が使えないような高層ビルや、狭くて足場を組みにくいビル密集地などに適した方法です。

上部閉鎖式解体・だるま落とし式解体

上部閉鎖式解体とは、高層ビルの解体に適している解体方法です。
ビルの上部に移動できるような閉鎖的な空間をつくり、その中で解体作業を行っていく比較的新しい解体方法といわれており、一つのフロアを解体する度に下の階の解体に移っていきます。
また、だるま落とし式解体とは、建物の下の方から解体を進める方法です。
最下部にジャッキを設置し、上階を持ち上げながら一つのフロアを解体するごとにジャッキを下ろして次の階を解体していきます。
この方法の特徴は粉塵の飛散や騒音を抑えることに長けていることであり、環境にも優しい解体方法として現在とても注目されている解体方法の一つです。

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